trywork interview

posted 2014/11/15

株式会社Asia Plus 黒川賢吾社長 〜アジア起業に至った理由とは?〜

ベトナム・ホーチミン

社長経歴: 家電メーカーで海外マーケティング部勤務。
英国・米国と渡り2009年〜2012年までシンガポールに住み、シンガポール及び東南アジアのマーケティングを担当。2013年12月よりベトナムのホーチミンにてサービス開発を開始。

ベトナム風景1

熱烈インタビュー!! アジア起業に至った理由とは?

アジアは個人的に大好きで何度も訪れていたものの、シンガポールからそれぞれの国を毎月のように訪れるようになるとやはり見える風景は大きく異なりました。
訪れる度に新しいお店やモールがどんどん出来て、高級車が増えていっている感じがしました。
一人当たりのGDPが2000〜3000ドルのインドネシアやベトナムで、若い子たちが日本とそう変わらない金額のカフェラテを飲みながらiPhoneをいじってました。
まだまだインフラやサービスレベルなど未成熟で新興国な部分を感じながらも、新興国と一括りに決してすることは出来ないアジアの成長に次第に魅入られるようになりました。

~日本経済と、伸びて行くアジア市場~

日本企業はアジアの成長の波に乗っていたとは全く言い切れず、僕のいた家電メーカーではサムソンやアップル等の商品は飛ぶように売れる一方、日本企業は軒並み苦戦していました。
何が自社に足りないのだろうとずっと考えた僕なりの答え「営業「商品企画・マーケティングです。
凄く大きなことのような響きですが、どちらも情報に関する問題でした。
例えば「営業」の問題では、折角良い商品が開発されたのにその特長が現場でお客様に伝わっていなかったり、一方で現場で何がおこっているのかが中々伝わってこなかったりということが多々ありました。
また「商品企画・マーケティング」に関しては、現地の人々がどんな生活をしていてどんなニーズがあるかを把握する仕組みがなく、本社から出張で現地を訪れてもあらかじめ準備のされた店頭を見て満足し価格チェックだけして帰国していくような事が定型化しており、その後の商品開発に生かされることは非常に稀でした(少なくともに現地にいた僕にはそう感じられました)
この二つの問題を改善できれば日本企業はもっともっと頑張れるのではないか、そう考え2014年1月に起業しました。

アジアでの事業と今後の展望

アジアの国々ではスマホが飛ぶように売れ、皆四六時中Facebookなどで繋がっています。そんな現状は情報を繋げるのに又とない機会です。
サービス開発拠点及び最初の営業拠点としてベトナムのホーチミンを選び、現在日本人スタッフとベトナム人スタッフで色々問題を乗り越えながらも切磋琢磨しています。
今はアジアのオフィスはベトナムにしかありませんが、アジアでビジネスをしていく企業の方々をサポートし、アジアの成長と、お客様の成長ともに弊社も大きくしていきます。


ベトナム風景2

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